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うつ病の症状は気分の落ち込みやからだの重さやつらさなどからあらわれることがあります。 本来の自分を取り戻すために、できることから始めてみませんか。

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うつ病のほとんどの人は睡眠障害があり、十分な休養がとれません

「睡眠障害」は、うつ病患者で多くみられる症状のひとつ1,2)

睡眠障害はさまざまな病気や状態によって起こることがありますが、うつ病の場合、睡眠障害のある人は82~100%と、かなり高い率であらわれます。うつ病でみられる睡眠障害は、不眠と過眠の2つに大きく分けられますが、うつ病での典型的な症状は不眠です。

不眠は自分で気づきやすい症状のため、ほかの症状があらわれる前(または気づく前)にまず、「最近眠れない」という理由で病院を訪れる人が少なくありません

「うつ病」と「不眠」のつながり3,4)

うつ病が原因で眠れない状態が続いている場合、単に寝られないだけだと思って睡眠薬だけでよくしようとしても、うつ病自体はよくならず、睡眠もよくならない可能性があります。

また、不眠があるとうつ病にかかりやすいこともわかってきました。不眠のある人はない人に比べて、うつ病になるリスクが約4倍高いという報告もあります。

このように、うつ病と不眠は強いつながりがあります。

うつ病でみられる不眠の特徴1,5)

不眠の種類としては、「なかなか寝付けない(入眠障害)」、「夜中に何度も目が覚めてしまう(中途覚醒)」、「早朝に起きてしまう(早朝覚醒)」、「眠りが浅くなる(熟眠障害)」の4つがあります。これらのうち、典型的なうつ病では、早朝覚醒の頻度が特に高いといわれています。普段よりも2時間以上早く目が覚めてしまい、再び眠ることができません。

また、うつ病になると、浅い眠りが多くなることによって、脳が休まらない状態になりやすいといわれています。

不眠の種類5)

図:不眠の種類5)

5)より作図

不眠で朝がつらく、1日の体内リズムが崩れる1,5,6)

典型的なうつ病の場合、特に朝から午前中にかけて症状が重くなるケースがよくみられます注)。その原因の1つになっているのが不眠です。

早く目が覚める、眠った気がしないなどの症状があると、以前と比べてからだや脳の疲れがとれない状態のまま朝を迎えることになります。すると、からだが重い、だるいと感じるようになります。つまり、うつ病では本来の体内リズムが崩れた状態になってしまうのです

注)人によっては夕方に症状が重くなることもあります。

「不眠」ではなく、「過眠」になることも1,5)

「睡眠障害」=「不眠」と考えている人がほとんどですが、うつ病で過眠になることもあります。どんなに眠っても疲れがとれず、いくらでも寝てしまう、といった状態です。少なくとも1か月間、日中に過剰な眠気または実際に眠り込むことが毎日のように繰り返してみられる場合に過眠とされます。過眠は一般的に、うつ病に比べて双極性障害(躁うつ病)で起こりやすいといわれています。

<参考資料>
  • 1)坂元薫:気分障害(上島国利ほか編),2008,pp. 37-45,医学書院,東京
  • 2)日本精神神経学会(日本語版用語監修),髙橋三郎,大野裕(監訳):DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル,2014,pp. 160-167,医学書院,東京
  • 3)厚生労働省健康局:健康づくりのための睡眠指針2014(平成26年3月)
  • 4)Breslau, N. et al.: Biol. Psychiatry, 1996, 39(6), 411
  • 5)本多裕:睡眠障害の基礎知識 Ⅰ. 睡眠異常 http://jssr.jp/kiso/syogai/syogai.html [2016年7月2日アクセス]
  • 6)石丸昌彦ほか:新訂 精神医学特論, 2016, pp.64-67, 一般財団法人 放送大学教育振興会, 東京
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