うつ病 こころとからだ

うつ病の症状は気分の落ち込みやからだの重さやつらさなどからあらわれることがあります。 本来の自分を取り戻すために、できることから始めてみませんか。

シオノギ製薬と日本イーライリリーがうつ病についての啓発を行うウェブサイトです。

うつ病になると、会話や本などの内容が頭に入ってこないことがあります

思考力や集中力が低下する1,2)

うつ病になると、会話や本などの内容が頭に入ってこないといったことを感じるかもしれません。いわゆる「頭の回転が遅くなった」ような状態です。
本を読んでいても内容が頭の中に入ってこなくなり、ただ字面を追っているだけで、内容が理解できたという実感がほとんどわかなくなります。
また、会話の内容が頭に入ってこないことで、何か質問されても返答が遅くなったり、適切な返事をすることができなくなったりもします。話し方もゆっくりになります。

決断力・記憶力が下がることも2-4)

うつ病になって思考力や集中力が低下すると、たとえば何か仕事を任されたときに「どうしよう」と焦燥感が強まり、決めようと思ってもなかなか決められません。こうして次第に仕事にも支障をきたしてしまうのです。食事の準備のために買い物に出かけても、店で何を買うか決めるのに時間がかかることもあります。
また、記憶力が低下することもあります。何を質問されたか忘れてしまったり、返事ができなかったりします。高齢者でこのような症状があると、認知症と区別がつきにくい場合もあるので注意が必要です。

うつ病の場合は、うつ病自体がよくなればこれらの症状もよくなります。
しかし、実際にうつ病と認知症を区別するのは難しいため、専門医に相談することが大切です。

<参考資料>
  • 1)日本精神神経学会(日本語版用語監修),髙橋三郎,大野裕(監訳):DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル,2014,pp. 160-167,医学書院,東京
  • 2)坂元薫:気分障害(上島国利ほか編),2008,pp. 37-45,医学書院,東京
  • 3)野村総一郎:内科医のためのうつ病診療, 第2版, 2008, pp.20-29, 医学書院, 東京
  • 4)田ヶ谷浩邦:患者・家族からの質問に答えるためのうつ病診療 Q&A(樋口輝彦編), 2009, pp.42-43, 日本医事新報社, 東京
  • 抑うつ気分
  • 興味または喜びの喪失
  • 不安・焦燥
  • 意識の低下・おっくう感
  • 会話や本などの内容が頭に入ってこない
  • 自分を責める
  • 遠くへ行きたい・消えてしまいたい
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