“うつ病”を身近に経験した私たちから いま、つらい思いをしている方へ 気分が落ち込む、からだが重い、疲れがとれない、それはうつ病の症状かもしれません。うつ病を身近に経験した方々が語った「うつ病経験談」から、抜け出す手がかりを見つけてみませんか。

写真 左から

一般社団法人
日本うつ病センター理事長
樋口輝彦先生(司会)
精神疾患における臨床研究の第一人者。
うつ病の啓発活動も積極的に行っている。
漫画家細川貂々さん
うつ病を患ったパートナーとの闘病記
『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)の作者。
認定特定非営利活動法人
地域精神保健福祉機構・コンボ職員
山内正人さん
仕事のストレスなどが重なりうつ病を発症。
現在は治療を続けながら仕事をしている。
フリーアナウンサー町 亞聖さん
お父様が、奥様(町さんのお母様)を亡くしたあと、うつ状態に。受診をすすめなかったことを後悔している。

眠れない、背中が痛い…
これもうつの症状だった

樋口先生
お三方にうつ病に関するお話を伺ってまいります。細川さんの場合、ご主人がうつ病だと診断される以前に、様子が“普段と違っていたな”ということはありましたか?
細川さん
眠れない、風邪を引いたらいつまでも治らない、ご飯がおいしく感じられず食欲がないなどで悩んでいたようです。
山内さん
私も、まったく眠れない日がありました。
樋口先生
うつ病の初期症状として、睡眠障害が起きることが多いといわれていますね。その他には、頭やからだがずーんと重くなる、頭や腰、背中などが痛くなるなどの症状もみられます。
山内さん
私の場合は、動作が鈍くなり、スピードが遅くなったという感覚がありました。
細川さん
夫の場合は、「背中が痛い」とよく訴えていました。原因不明で、何をしても治らない感じでした。

受診のきっかけは、
通勤がつらいなど、仕事と生活に支障が出始めていたから

樋口先生
山内さんが、受診をしようと思ったきっかけを教えてください。
山内さん
それまではあたり前のようにできていたことが少しずつできなくなり、つらくなっていたことがきっかけです。たとえば電車で通勤するのがつらい、仕事の書類を読んでも頭に入ってこないなどです。自分の中で“何かがおかしい”という思いが広がっていました。
樋口先生
仕事にもかなり影響が出ていたのではないですか。
山内さん
はい、仕事を休むこともありました。自分では一時的な疲労だと思っていましたね。
樋口先生
その疲れは、休んでも取れなかったのですか?
山内さん
そうですね。
樋口先生
最初から精神科を受診しましたか?
山内さん
その時は自分がこころの病だなんて全く思ってなかったので、内科や泌尿器科などを受診しました。しかし原因がわからず、最後に精神科を受診しました。そこで「うつ病ですよ」と診断を受けました。
樋口先生
細川さんはご主人に対して“受診した方がいいかも・・・”と思うきっかけはありましたか?
細川さん
夫が朝起きてきて、真顔で「死にたい」と口にしたことです。これはちょっとただ事ではないなと・・・。「ちょっと病院に行ってきたら?」と言いました。
樋口先生
町さんのお父様は、長くうつ状態が続いておられたとのことですが、受診はされなかったんですよね。
町さん
はい、今でも受診をすすめなかったことを後悔しています。父は伴侶である私の母を亡くした喪失感から、5年ほど重いうつ状態だった気がします。しかし当時(約18年前)は、精神科を受診することを思いつきませんでした。受診していれば、何らかの解決策のようなものが見えたのではないかと思います。

樋口 輝彦 先生

一般社団法人
日本うつ病センター理事長

樋口輝彦先生

山内正人さん

認定特定非営利活動法人
地域精神保健福祉機構・コンボ職員

山内正人さん

細川貂々さん

漫画家

細川貂々さん

町 亞聖さん

フリーアナウンサー

町 亞聖さん

ご紹介した内容は経験談であり、
すべての方々に当てはまるわけではありません。

監修:一般社団法人 日本うつ病センター理事長 樋口輝彦先生

COMHBO

樋口先生よりまとめの言葉

うつはこころにもからだにも重くのしかかることがあります。
“なにかいつもとは違うな・・・”と感じたら、早めに相談してほしいですね。

経験談を動画で見る

もしかしてと思ったら、まずはWebサイトであなたのこころとからだの状態を調べてみませんか。
出口はきっとあるはずです。

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