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うつ病の症状は気分の落ち込みやからだの重さやつらさなどからあらわれることがあります。 本来の自分を取り戻すために、できることから始めてみませんか。

うつ病の治療について知る

医師とのコミュニケーション

監修:一般社団法人日本うつ病センター 顧問 
長崎大学 名誉教授 
医療法人五省会出島診療所 所長 
中根 允文 先生

医師へのうつ病症状の伝え方を知る

伝えきれていない症状はありませんか?

うつ病は、「気分が重苦しい。泣きたくなる…」「いつもなら楽しいことが、気がすすまない、やる気がでない…」といった心の症状だけではなく、「いつもより早く目がさめるし、寝ようとしてもなかなか寝付けない…」「体のあちこちが重く感じる。ずーんとする…」などの体の症状があらわれることもあります。

人によってさまざまな症状があらわれることがありますが、患者さんご自身でも、どのような状態なのか、なんとなく全体が把握できなかったり、実際にどうやって言葉で説明すればいいか戸惑うということがあるかもしれません。

症状をそのままにしてうつ病を悪化させないためにも、ここに描かれているうつ病の主な症状を参考に、心や体の状態はできるかぎり医師に伝えましょう。

あなたの状態のすべてを医師に伝えるために。
あてはまるものをクリックしてください。

このイラストは、うつ病の主な症状について描かれたもので、患者さんの実際の声を参考にしながら、患者さんとともに作られました。

気分が重苦しい。
泣きたくなる…
気分が重苦しい。泣きたくなる…
いつもなら楽しいことが、
気がすすまない、やる気がでない…
いつもなら楽しいことが、気がすすまない、やる気がでない…
食事がおいしくないし、つまらない。
「食べなきゃ」と思うけれど進まない…
食事がおいしくないし、つまらない。「食べなきゃ」と思うけれど進まない…
ちょっとしたことが不安で、
どきどきする。
いてもたっても
いられなくなる…
ちょっとしたことが不安で、どきどきする。いてもたってもいられなくなる…
ものごとを悪い方向に
考えてしまう…
ものごとを悪い方向に考えてしまう…
いつもより早く目がさめるし、
寝ようとしてもなかなか寝付けない…
いつもより早く目がさめるし、寝ようとしてもなかなか寝付けない…
着がえ、歯磨きなど身の回りのことが、おっくうに感じられてできない…
着がえ、歯磨きなど身の回りのことが、おっくうに感じられてできない…
なんとなく、
体の不調はほかにもあって…
なんとなく、体の不調はほかにもあって…
体がだるいし、つかれやすい。
体のつかれがとれない…
体がだるいし、つかれやすい。体のつかれがとれない…
人の話をきいても本をよんでいても、
内容が頭に入ってこない…
人の話をきいても本をよんでいても、内容が頭に入ってこない…
体のあちこちが重く感じる。
ずーんとする…
体のあちこちが重く感じる。ずーんとする…
自分のことなんかどうでもいい。
消えてなくなりたい…
死にたくなったことがある。
自分のことなんかどうでもいい。消えてなくなりたい…死にたくなったことがある。
<参考資料>
坂元薫:気分障害(上島国利ほか編), 2008, pp.37-45, 医学書院, 東京

監修 お名前は50音順です。藤田保健衛生大学医学部精神神経科学講座 教授	岩田 仲生 先生 医療法人社団新光会不知火病院 院長	徳永 雄一郎 先生 杏林大学医学部精神神経科学教室 教授 渡邊 衡一郎 先生 協力 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ) 監修 お名前は50音順です。藤田保健衛生大学医学部精神神経科学講座 教授	岩田 仲生 先生 医療法人社団新光会不知火病院 院長	徳永 雄一郎 先生 杏林大学医学部精神神経科学教室 教授 渡邊 衡一郎 先生 協力 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)

上記イラストは、患者さんがうつの症状に対して持たれているイメージを絵や言葉にすることで、患者さんと医療従事者の間のコミュニケーションをサポートすることを目的としています。うつ病の診断を目的としたものではありません。

  • 話したいことをメモにまとめる

    医師が患者さんのお話に十分耳を傾けてくれたとしても、患者さんが自分の状態をうまく伝えることは、なかなか難しいことです。整理して話すことが苦手な方は、話しておきたいことを事前に簡単なメモにして、持っていくと役に立つかもしれません。

    たとえば、こんなこと…。

    • ・現在の症状について
    • ・今、困っていることについて
    • ・生活環境など、前回の診察から変化したことについて
    • ・残っているお薬の量について
    • など

    診察券、保険証やお薬手帳などもお忘れなく。

医師とのコミュニケーションで納得のうつ病治療を

患者さんが自分の症状を理解し納得したうえで、医師と一緒になって治療を進めていくことが大切です。これはなかなか難しいことですが、うつ病は治療期間が長くなりますので、こうした意識を治療の初めの頃に身につけることが重要です。最終的には再発を防ぎ、治療終了への近道となります。

受診時にご家族が同伴することも大切

うつ病の治療では、患者さんからのお話だけでは治療のための情報が不足することもあります。
また医師から治療方針などの説明を患者さんが聞き、理解・納得されることが難しい場合も少なくありません。こうしたときこそご家族の力が必要です。

患者さんの日常生活に一番近くで接しているご家族からの情報提供は、治療するうえでとても貴重なものです。
患者さんだけでなく、ご家族も納得して治療に参加することが、うつ病の治療効果をより高めるために重要です。

治療に必要なことを医師に話せる関係づくりが大切

前回受診からの生活状態はどうだったか、処方されたお薬を飲んで変化はあったか、症状はよくなっているか、最近の気分はどうかなど、治療に必要な情報をすなおに気軽に話せる医師との間がらをつくることはとても大切です。

医師と患者さんとのよい関係づくりを「治療同盟を結ぶ」といわれますが、医師との信頼できる関係を築いて、長期にわたるうつ病の治療を医師、患者さん、ご家族が一緒に力を合わせて進めていく姿勢が必要でしょう。

医師とのコミュニケーションで「治療同盟を結ぶ」ことが治療のうえで大切です。

お薬を飲み続けることが治るまでの期間に影響します

医師と患者さんとの信頼関係は、お薬の治療にどのような影響があるのでしょうか。何でも話せる医師との間がらが、そのままお薬を飲み続ける積極的な姿勢に結びついていけばそれは治療上大変よいことです。

医師は、患者さんにどうしたらきちんと薬を飲んでもらえるかをいつも考えています。そして、もし患者さんがお薬を飲み続けられないのであれば、その理由を知りたいと思っています。なぜならお薬を飲み続けることが、うつ病が治るまでの期間に影響することがあるからです。

治療計画を聞いて自分の意志で治療を続けるには?

このように、うつ病の治療だけでなく多くの病気の治療は以前と違い、医師からの指示だけで進められるものではなくなっています。

いまでは医師の説明を患者さんが聞いて、納得したうえで治療が進められることが重要だと考えられるようになってきました。

医師の説明を受け、わからないところは確認し、納得したうえで治療していきましょう。本当に心から納得して「治そう」という気持ちで、医師と一緒に治療を進めていくという方法が、「あせらず、ゆっくり、自分から」治療に取り組むことの基本になっています。

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