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うつ病の症状は気分の落ち込みやからだの重さやつらさなどからあらわれることがあります。 本来の自分を取り戻すために、できることから始めてみませんか。

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「患者さんも参加するうつ病治療」という新しい考え方とは?

監修:一般社団法人日本うつ病センター 顧問/長崎大学 名誉教授/出島診療所 所長 中根 允文 先生

患者さんもそのご家族も、より積極的に治療に参加するという「アドヒアランス」という概念が、世界的に取り入れられてきています。
医師は病気を治すお手伝いをし、患者さんが主体的に治療方法の決定に参加して、お薬を飲み続けていくという新しい考え方です。

うつ病の治療はどのように経過するのでしょうか?

うつ病の治療について、いま医師のあいだでは、このアドヒアランス(患者さんが治療に参加する意思)が低下してしまうこと、特に抗うつ薬を飲み続けられないことが問題になっています。
うつ病は図のような治療経過を経てよくなっていくと考えられています。抗うつ薬で治療を始めると、症状は少しずつ軽くなっていきます。そこで、もうこれは大丈夫だろうと服用中の抗うつ薬を自分の判断でやめてしまったり、減らしてしまったりする患者さんが少なくありません。
なかにはご家族が「もう抗うつ薬を飲まない方がいい」などと飲むことをやめさせてしまうという例も報告されています。

うつ病の治療はどのように経過するのでしょうか?
Kupfer, D. J.: J. Clin. Psychiatry, 1991, 52, suppl.28, 改変

抗うつ薬を飲み続けていくことはなぜ重要なのでしょうか?

うつ病は、治療中の症状がよくなったり悪化したりを繰り返しやすい病気です。特にお薬を飲み始めた頃は、抗うつ薬の効果で少し状態がよくなってきても、それが毎日のように続くわけではありません。医師に相談しないで抗うつ薬をやめてしまうと、最初の症状が再び出てきたり、最初の症状とはまた別の症状が出てくることもあります。そして症状が悪化したり、長引いたりして、最後にはなかなか治らないうつ病になってしまうこともあるといわれています。
うつ病の治療では、抗うつ薬を飲み始めてからたとえ自覚する症状がなくなっても抗うつ薬を飲み続けて、様子をみる期間が必要なのです。そして医師は患者さんの様子を見極めながら、少しずつ抗うつ薬の量を減らしていきます。

抗うつ薬の飲み始めはよく医師に相談しましょう

抗うつ薬を飲み始めても、1ヵ月以内にやめてしまうというケースが少なくないとされており、その理由として、「症状が改善しない」、「副作用がきつい」などが挙げられています。抗うつ薬は、効果があらわれるまでに4~6週間かかるといわれていますので、その間は飲み続けることが必要です。一般的に吐き気や眠気などが抗うつ薬の副作用として挙げられていますが、これも服薬を続けながら気になったことについてメモをとり、受診時に医師に相談するとよいでしょう。

うつ病治療にはご家族のサポートも必要です

ほかの病気でもそうですが、特にうつ病はご家族のサポートが治療に重要な役割を果たす疾患です。

患者さんご本人が「もう大丈夫、薬はいらない」といわれても、「お医者さんにいわれた期間は、しっかり薬で治していこうよ」と治療の後押しをしてください。患者さんとそのご家族も参加して、うつ病を悪化させたり、長引かせたり、抗うつ薬の効かないうつ病にならないように注意しながら治療を続けていきましょう。

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