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うつ病の症状は気分の落ち込みやからだの重さやつらさなどからあらわれることがあります。 本来の自分を取り戻すために、できることから始めてみませんか。

身近な人がうつ病になったとき

うつ病のサイン

監修:一般社団法人日本うつ病センター 顧問 
長崎大学 名誉教授 
医療法人五省会出島診療所 所長 
中根 允文 先生

うつ病のサインに気づいてあげてください

うつ病は、自分で気づかないことがあります

うつ病は、風邪などのように「いつから始まった」という具体的な日を特定することはできません。いつの間にか、「以前と違う状態になっている」ことに気づくものの、それがうつ病であるとは自覚できない場合が多いようです。

特に働き盛りの世代では、職場における過労やプレッシャーからうつ病を発症する人が増えています。うつ病が原因で気分が晴れず、集中力を欠いたり仕事でミスを重ねているにもかかわらず、「もっと頑張らねば」などと思い詰めてしまう人もいます。

このようにうつ病に気づかないまま放置すると、症状がどんどんと悪化してしまうおそれがあるのです。

周囲の人が、うつ病のサインに気づいてあげてください

本人がうつ病を自覚していなくても、周囲の人が「以前と様子が違う」「どこか変だ」と感じることも多いようです。職場においては仕事上のミスが多くなったり、家庭においては元気がない、食欲がないなどのサインがあらわれます。好物だった食べ物にも食欲がわかなくなるので、普段一緒に食卓を囲む家族にとってはわかりやすいサインかもしれません。

なるべく早い段階で周囲がこれらのサインをキャッチし、うつ病に気づいてあげることが重要です。

家庭におけるうつ病のサイン
  • ● 元気がない
  • ● ぼんやりしている
  • ● 食欲がない
  • ● 以前からの趣味に興味を示さない
職場におけるうつ病のサイン
  • ● 作業の能率が下がる
  • ● ミスが増える
  • ● 集中力が低下している
  • ● イライラしている
特に勤務態度で注意すべきことは?

うつ病になると家庭、職場などでさまざまな症状があらわれますが、職場においては遅刻や欠勤が増加するなど、勤務態度にも影響があらわれることが多いようです。
そんなときは上司や親しい同僚が当人の変化をキャッチし、声をかけるようにすることが大切です。

身近な人がうつ病になったとき

うつ病を理解できても、どう対応すべきかわからないことも…

以前に比べ、うつ病に関する情報はマスコミなどを通じてかなり社会に浸透してきました。少し前なら、うつ病というと「心が弱いからだ」「周囲に甘えている」と思ってしまう人が多かったかもしれません。今では「セロトニン」「ノルアドレナリン」が関連する病気、という考え方が広まりつつあるのではないでしょうか。

うつ病の患者数は近年、増加しており、およそ73万人1)にのぼると報告されています。
誰にとっても身近な病気であるとはいえ、実際に家族や友人、会社の同僚や部下など身近な人がうつ病を発症したら、どう対応すればよいかわからず、混乱してしまうこともあるでしょう。夫が、妻が、そして会社の部下がうつ病を発症したら、どのように接し、かかわっていけばいいのでしょうか。

理解を深め、対応の仕方について知ることが大切

もし身近な人からうつ病であることを打ち明けられたら、まずは冷静に受け止めることが大事です。家族がうつ病とわかったら、「原因は家庭内にあったのでは」と自分を責めるかもしれません。会社の同僚や部下がうつ病とわかったら、「この先休まれたら、仕事はどうやって回していけばいいのか」と動揺することもあるでしょう。

いくらうつ病のことを頭で理解できていたとしても、実際に自分の身近にいる人がうつ病になったとわかると、どう対応していいのかわからず不安になるものです。

うつ病に関する正しい知識を身につけ、理解を深めるとともに、対応の仕方についても知っておく必要があるでしょう。

身近な人がうつ病になったら

家族や友人など身近な人がうつ病になったら、あなたならどう対応しますか?

目の前にいる患者さんの発言や行動に振り回され、本人以上に混乱してしまう場合もあるでしょう。少しでも早く治ってほしいとの願いから「頑張って」と励ましたり、強引に旅行に誘ったりするなどの行動に出ることもあるかもしれません。

うつ病治療において難しいのは、周囲がうつ病の患者さんのためと思って起こす行動や発言が、患者さん本人にとっては更なる精神的負担を強いる場合もあるという点です。

うつ病の患者さんと患者さんをとりまく人々のあり方については、医師や専門家からアドバイスをもらいながら、一緒に考えていくことが大切です。

家族にうつ病の症状があり受診をさせたいのに、本人が拒否する場合は?

本人が受診を嫌がる場合は、とりあえず家族が先に相談をすることも可能です。精神科や心療内科では、患者さんに関する家族の相談にのってくれるところがあります。患者さん自身を診察する訳ではないのでお薬が処方できないこと、健康保険の適用がないので自由診療となる点をご注意ください。

  • 1)厚生労働省大臣官房統計情報部:平成26年 患者調査
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